教育訓練給付制度を利用して高給与を目指すのもアリ

給与アップのために転職を決める際、現在の仕事の経験を活かして仕事を選択すると、書類選考で通りやすくなります。給与アップが図れる仕事に転職するには、まずスキルを伸ばすことが重要です。たとえば、プログラミングスクールは就職支援つきで無料で受けられる場合があります。しかし、20代までといったように年齢制限があるところも多いので、その際は教育訓練給付制度を利用することも可能です。
教育訓練給付制度は、在職中で雇用保険に1年以上加入していれば利用できます。年間の上限を40万円までとし、指定を受けた講座の受講にかかった費用の50%の給付を受け取れるものです。働きながら資格を取得して転職支援サービスを受ければ、高給与の企業への就職も目指せるでしょう。教育訓練給付制度の中には、専門実践特別訓練と呼ばれるものがあります。ですが、この専門実践特別訓練の給付を受けるには、雇用保険に3年以上加入していることが条件となります。
主な資格は看護師や介護福祉士、調理師などです。こちらは最大で70%の費用の給付を受けられ、より高みを目指した転職を実現できるでしょう。特定一般教育支援も雇用保険を3年以上納めていることが条件ですが、税理士や大型自動車二種免許などの講座に対し、最大年間20万円の費用の給付を受けられます。そして、一般教育支援給付は、雇用保険1年以上の加入が必要です。英語検定や簿記検定、ITパスポートなどが対象で、離職して1年であればそれぞれの条件を満たします。